クックパッドのつくれぽ殿堂入りレシピや主要レシピサービスでピーマン豚バラ人気1位を獲得している調理法を精査すると、共通する3つの決定的テクニックが浮かび上がってきます。これらを実践するだけで、仕上がりのクオリティが格段に向上します。
第1に、ピーマンの苦味を抑える下処理です。ピーマンの細胞壁は縦方向に走っています。繊維を断ち切るように輪切りや横切りにすると細胞が破壊され、苦味成分と水分が流出してしまいます。苦味を抑えてシャキッとした食感を残すには、ヘタと種を取り除いたあと「縦方向の太めの細切り(幅5〜7ミリ)」にするのが鉄則です。
第2に、大手調味料メーカーであるミツカングループの公式レシピなどでも推奨されている「フライパンの余分な油のペーパーオフ」です。豚バラ肉から大量の脂が出た状態のまま調味液を投入すると、油膜が調味料を弾いてしまい、味が肉や野菜に浸透しません。肉に火が通った段階で、キッチンペーパーでフライパン底の余分な油をしっかり拭き取る工程を挟むことで、タレがピタッと絡む驚きの仕上がりになります。
第3に、巻き物アレンジの代表格であるピーマンの肉巻き豚バラに代表される「蒸し焼きによるジューシー密閉」です。細切りピーマンを豚バラ肉で隙間なく巻き、巻き終わりを下にして焼き固めたあと、蓋をして弱中火で約3分間蒸し焼きにします。肉の脂がピーマンの芯まで染み渡り、ピーマンは驚くほど甘く、豚肉はふっくら柔らかく仕上がります。