2026年、防災の観点からも病院ラジオの存在感が急速に高まっている。大規模な自然災害や通信障害が発生した際、クラウド型システムや通常のネット回線が遮断されるリスクは常に付きまとう。その点、バッテリー駆動が可能なポータブルラジオと専用のミニFM電波は、極めて強靭なインフラとなる。
避難経路の指示、非常食の配布状況、外部の救援ニュースなど、生命に直接関わる情報をタイムリーに患者へ届ける手段として、自治体と地域の基幹病院がタッグを組む事例が増加中だ。日常の癒やしにとどまらず、いざという時の「安心の命綱」として、病院ラジオの設備投資が進められている。