有元葉子は1940年代生まれで、80代を迎えた現在も執筆や監修、スタジオでの活動を精力的に続けています。料理学校を出てすぐに料理家になったのではなく、約20年間に及ぶ専業主婦期に3人の娘の食事を毎日作り続けた現場感覚こそが、彼女のすべての知見の土台となっています。
雑誌の取材を機に40代で本格的な料理研究家の道を歩み始めると、素材本来の味を最大限に引き出すミニマルな調理法と、洗練されたスタイリングで瞬く間に注目を集めました。現在も「料理は特別なことではなく、毎日の生きることそのもの」という一貫したスタンスを保ち、シニア世代から共働き世代まで幅広い層から厚い信頼を寄せられています。