SNSや口コミサイトを見ていると、時折「ビゴの店のバゲットは硬くてアゴが疲れる」「翌日になるとパサつく」といった書き込みを目にすることがあります。しかし、これらは商品の欠陥ではなく、本物のフランス伝統製法であることの証明に他なりません。
日本の一般的な柔らかいパンには、水分を保持するための油脂や砂糖、乳化剤などが大量に加えられています。一方、ビゴの店のバゲットは小麦粉・水・イースト・塩のみで作られているため、焼成後数時間で外側の水分が抜け、本来の力強い食感(クラストの硬さ)へと変化します。硬いのは、ごまかしのない素材だけで焼き上げられている証拠なのです。
自宅で焼き立ての味を蘇らせるリベイク術
もし購入した翌日に食べる場合は、以下の手順で温め直す(リベイクする)ことで、窯出し直後のバリッとした食感ともっちり感が完全に蘇ります。
- バゲットを食べる分だけカットする(霧吹きで軽く表面を湿らせるのがコツ)。
- あらかじめ200℃前後に予熱しておいたオーブントースターに入れる。
- 表面がカリッとするまで2〜3分温めた後、トースターから出して1分ほど置く(蒸気を逃がすことで外皮がパリッと仕上がる)。
また、食べきれない分はスライスした状態で1枚ずつラップに包み、密閉保存袋に入れて冷凍保存するのが鉄則です。食べるときは凍ったままトースターでリベイクすれば、風味を損なうことなく美味しく楽しめます。