インターネット上の掲示板やSNSでは、東横インが高知にない理由として「地元の旅館組合が強力に反対している」「過去に建設を巡るトラブルがあった」といった都市伝説めいた噂が語られることがあります。
しかし、自治体の観光産業担当部署や不動産流通関係者の取材証言を照らし合わせると、こうした「反対運動説」は根拠のない憶測に過ぎません。高知市内にはすでに「ドーミーイン高知」「西鉄イン高知はりまや橋」「JRクレメントイン高知」「コンフォートホテル高知」といった大手・電鉄系チェーンが問題なく進出・営業を続けており、特定のチェーンのみを排除するような協定や圧力は存在しないからです。
真相は極めてドライな企業側の経済合理性の判断にあります。東横インの自社保有・長期賃借による出店スキームと、高知市内の地権者が求める賃料・借地条件が折り合っていないことが最大の要因です。