この歴史的プロジェクトの監督に抜擢されたのは、当時わずか17歳だったクリエイターのケイン・パーソンズだ。彼が自身のYouTubeチャンネル「Kane Pixels」に投稿した短編VFX動画『The Backrooms (Found Footage)』は、数億回を超える再生数を記録し、世界中のホラーファンを震撼させた。
VFXの知識を独学で身につけた少年が、長編映画のメガホンをとるという異例の抜擢。撮影現場では、CGによる完璧さよりも「手ブレ」や「VHS特有の歪み」といったアスペクト比の質感に徹底してこだわったという。ケイン・パーソンズの持つ並外れた空間演出の鋭感は、過酷な撮影現場においてもベテランスタッフたちを脱帽させている。