とはいえ、数字の魔力は凄まじい。上位のスタンダードプランやプレミアムプランがじわじわと値上げを繰り返すなか、AVOD(広告付き低価格動画配信)の価格設定は圧倒的な破壊力を保っている。浮いた差額で別のサブスクリプションをもう一つ契約できると考えれば、家計防衛の観点からは極めて合理的な選択肢に見える。
画質面でも妥協はない。以前の低価格帯で見られた粗悪なSD画質ではなく、フルHD(1080p)での視聴が標準化され、同時視聴台数も2台まで確保されている。つまり、リビングのテレビと手元のスマートフォンで別々のコンテンツを同時に楽しむことすら可能だ。「広告を見る数分間」を家事やスマホチェックの小休止と割り切れるユーザーにとっては、驚くほど費用対効果の高い選択肢として機能する。