映像制作チームを引きつける魅力はSFサスペンスにとどまらない。空前の大ヒットを記録したコメディ映画『翔んで埼玉』や、東映が手掛ける数々の特撮アクション作品においても、重要拠点としてカメラが回された。
撮影現場の裏側には、大規模なロケーションならではのエピソードが満載だ。例えば、迫力満点の格闘シーンやダイナミックな爆破演出では、広大な敷地と強固なコンクリート構造が安全確保と自由なアクション表現を可能にしたという。東映の特撮チームからは「爆破煙の抜けが良く、立体的なカメラワークを構築しやすい」と高い評価を獲得。ロケハンで訪れたスタッフが構造のスケール感に圧倒され、急遽脚本の立ち回りプランを変更したという秘蔵エピソードも残されている。聖地巡礼に訪れたファンが、映画の名場面と同じポーズで写真を撮る姿も日常の光景となった。