名門サンミュージックプロダクションとタッグを組み、 daughterを国民的スターへ育て上げた時代、彼女が発揮した芸能マネジメントの才能は極めて実践的だった。タレントをどう見せれば大衆の心を掴めるのか、その直感的な嗅覚は天性のものと言っていい。
スキャンダルすらも話題性に変えてしまう胆力と、メディアの力学を知り尽くしたセルフプロデュース力。後に自ら写真集を出版し、世間をあっと言わせた行動力も、この時期に培われた「見られる側の論理」の延長線上にあった。彼女の手腕は、現代のタレントマネジメント論から見ても極めて特異で、かつ先駆的な試みだったと言える。