台風接近時に出される気象情報には明確な段階がある。「注意報」「警報」「特別警報」の3つの区分を正しく認識できている人は、案外少ない。
警報は「重大な災害が発生するおそれるがある」段階で発令される。風速25メートル以上の暴風域に入る確率が高まったり、浸水被害や土砂災害のリスクが跳ね上がった時点で出されるものだ。一方、「特別警報」は数十年に一度の経験したことのない異常な降雨や暴風が予想され、すでにどこかで惨事が発生していてもおかしくない極限状態を意味する。
特別警報が出てから動き出しても、外はすでに猛烈な暴風雨で移動不可能な状態になっていることが多い。警報が発表された段階、あるいは「警戒レベル3(高齢者等避難)」の時点で準備を整え、「警戒レベル4(避難指示)」で即座に行動を起こすのが鉄則だ。