事務所がSTARTO ENTERTAINMENT体制へと移行し、各メンバーの個人活動やエージェント契約が多様化する中で、過去のライブアーカイブに関する権利の取り扱いは一段と複雑さを増している。生配信コンテンツの再配信には、著作権、肖像権、楽曲の演奏権など多岐にわたるクリアランスが必要となるため、過去の特設配信がそのままVODサービスへ移植されるハードルは極めて高い。
近年は音楽ライブのデジタルアーカイブ化が進んでいるとはいえ、嵐のように社会現象を巻き起こしたグループのラストステージとなれば、パッケージメディアとしての価値保全やファンクラブ会員への配慮が最優先される。そのため、手軽なストリーミング配信ではなく、物理メディアとしての所有が推奨される構造が保たれているのだ。