根底にある問題は、近年のプロ野球ドラフト会議における獲得戦略とファーム組織の育成力にある。即戦力を期待して上位指名した大卒・社会人選手が期待通りの数字を残せず、高卒素材型の選手も一軍の戦力になるまで想定以上の時間を要している。
日本野球機構(NPB)の他球団を見渡せば、独自の育成メソッドを確立し、2軍から次々とスター選手を輩出するサイクルが機能している球団が目立つ。三軍制をいち早く導入したはずの巨人が、なぜ若手の開花で後れを取るのか。フィジカル強化とデータ活用を融合させた育成プログラムのアップデートが急務であることは論を俟たない。