ヌヌナ連盟の事業規模は、単一の地域にとどまらない。シシリ県とジロ県に位置するビエハ(Biéha)、ブーラ(Boura)、カス(Cassou)、ガオ(Gao)、レオ(Léo)、サプイ(Sapouy)、シリー(Silly)、トー(Tô)という8つの自治体にまたがっている。
インフラが未発達な西アフリカの農村において、56の村々に散らばる農民を統率することは極めて困難だ。ヌヌナはこの課題を、各村に設置した一次生産小グループ(GPC)と、それらを統括する中央管理体制によって克服した。
- 一次生産グループ(GPC):村単位での収穫、初期乾燥、品質のチェックを実施。
- 地域拠点工場:集約された種子の精製、圧搾、品質検査を一括管理。
- 連盟本部(レオ):海外バイヤーとの直接交渉、輸出手続き、フェアトレードプレミアムの配分を統括。
このシームレスなサプライチェーン構造により、追跡可能性(トレーサビリティ)の確保と、中間マージンの徹底的な削減を実現している。