現在、収益と臨床的評価の双方で強力なエンジンとなっているのが、帯状疱疹ワクチン「シングリックス」とRSウイルスワクチン「アレックスビー」の2大メガブランドだ。これらは成人・高齢者向けワクチン市場の概念そのものを塗り替えた。
シングリックスは高い有効性の持続期間によって強固な市場シェアを維持し、アレックスビーはこれまで治療選択肢が極めて限られていた高齢者のRSウイルス感染症予防に明確なブレークスルーをもたらした。グラクソ・スミスクライン株式会社が展開する日本国内の現場でも、これらプレミアムワクチンの浸透は急速だ。予防医療への投資が医療費抑制につながるという確固たるエビデンスが、臨床医や自治体を動かしている。