国内の頂点にとどまらず、世代屈指のタレントを束ねる侍ジャパンU-18の監督としても手腕を発揮した。WBSC U-18ワールドカップの舞台では、パワーとスピードで勝る海外の強豪国を相手に、日本らしい緻密な野球を展開。木製バットへの対応や投手の球数制限など、国際ルール特有の難しさをものともせず、チームを頂点へと導いた。
普段は異なるチームで主力を張る選手たちに対し、短期間で自己犠牲とチームプレーの意識を植え付ける統率力は見事というほかない。走塁のスタート一本、内外野の連係ひとつにまで妥協を許さず、国際舞台でも通用するスモールベースボールを確立した。世界一の称号を手にした瞬間、その指導法が国境を越えて通用することが証明された。