現在、日本全国で歯学教育を展開する大学は29校存在しますが、そのうち国公立はわずか12校(国立11校、公立1校)に限られます。限られた定員枠を巡る全国国公立大学歯学部一覧と、大手予備校の最新入試データをもとに分析した国公立歯学部難易度序列まとめは以下の通りです。
頂点に君臨するのは、2026年10月に東京工業大学との歴史的統合を果たした東京科学大学歯学部の最新動向です。旧・東京医科歯科大学が培ってきた圧倒的な臨床・基礎研究力に、理工系の最先端テクノロジーが融合したことで、医工連携・AI歯科医療のハブとして世界的注目を集めています。偏差値・共通テスト得点率ともに医学部下位〜中堅レベルに匹敵し、頭一つ抜けた難度を誇ります。これに続くのが、西の雄である大阪大学歯学部であり、長年にわたり基礎歯学研究の最高峰として君臨しています。
中堅上位グループには、旧帝国大学である北海道大学、東北大学、九州大学が位置し、地方の拠点総合大学である新潟大学、岡山大学、広島大学、徳島大学、長崎大学、鹿児島大学、そして公立で唯一設置されている九州歯科大学が独自の教育基盤を誇っています。近年の国公立歯学部偏差値ランキングでは、地方国立大であっても河合塾偏差値で57.5〜62.5、共通テストボーダーで72%〜78%程度が要求され、安易な気持ちで合格できる大学は全国のどこにも存在しません。