スマートフォンのインターフェース設計において、アイコンの形状は人間の脳にかかる情報処理負荷(コグニティブロード)を左右する重要な要素です。心理学および認知的視点から見ると、角ばった四角形よりも滑らかな曲線を持つ円形アイコンの方が、視覚的な攻撃性が低く、無意識下でのリラックス効果や視線誘導のスムーズさをもたらすことが知られています。画面を開くたびに四角い形状にストレスを感じているのであれば、放置せずに環境を整えるべき正当な理由があります。
しかしながら、どのような解決策を選択すべきかはユーザーのリテラシーと端末の利用目的によって明確に分かれます。
【サードパーティ製ホームアプリ(Nova Launcher等)の導入を推奨する人】
デザインの統一感を何よりも重視し、四角い白枠やバラバラなアイコン配置に耐えられないユーザーです。細部までグリッドやサイズ、形状を自分の好みにカスタマイズしたい場合、外部ランチャーの導入は確実な恩恵をもたらします。
【標準状態の維持を推奨する人(外部アプリを避けるべき人)】
ジェスチャーナビゲーション(画面下部からのスワイプによるタスク切り替え)の極上の滑らかさを最優先したいユーザーや、端末のメモリ消費を1MBでも抑えたいライトユーザーです。ピュアAndroid環境下において、サードパーティ製ランチャーはごく稀にジェスチャーアニメーションの引っかかりを生じさせることがあります。そのわずかな挙動変化を嫌うのであれば、Material Youの「テーマアイコン」機能をオンにして色調だけを統一し、形状の違いには目をつぶるという選択が最も安全です。