野外のメガイベントである以上、天候リスクへの理解は欠かせません。大曲花火大会は原則として雨天決行です。多少の降雨では打ち上げが中断されることはありません。
ただし、中止または順延となる明確な基準が存在します。大仙市花火産業構想推進協議会および実行委員会の規定に基づき、以下の事態が発生した場合は厳格な判断が下されます。
- 雄物川の増水・氾濫危機:上流部の豪雨により、河川敷の打ち上げ現場や観覧席が冠水する恐れがある場合。
- 風速10m/s以上の強風・暴風警報発令:花火の火薬粕や不発玉が観客席方向へ流される危険が生じた場合。
- 落雷の危険性:広大な河川敷において避難場所が極めて限られるため、雷雲接近時は一時中断または中止措置が取られます。
記憶に新しい2017年の記録的豪雨では、前日に河川敷が水没しながらも、消防・設営スタッフ・ボランティアの不眠不休の復旧作業によって奇跡的に開催へ漕ぎ着けました。観客側としても、傘の使用は視界を遮り危険なため禁止されていることを念頭に置き、高品質なレインポンチョ、長靴または防水トレッキングシューズ、濡れた荷物を密閉する大型ゴミ袋を必ず持参してください。