ウェブ検索で「玉子屋」というワードを調べる際、最も頻発している重大な誤解が、「首都圏のビジネス街で有名な宅配弁当の玉子屋」との混同です。名前が酷似していることから同一グループの食品部門と勘違いされがちですが、実態は全く別の企業体です。
報道資料および公式企業データによると、仕出し弁当を展開する「株式会社玉子屋」は東京都大田区に本社を置き、首都圏を中心に1日約4万5千食の事業所向け日替わり弁当(1食約550円、シールド乳酸菌入りライス等)を配送する企業です。メディア露出も多く、テレビ東京「カンブリア宮殿」等で広く知られているのはこちらの弁当事業者です。
対照的に、本稿で取り上げている「玉子屋本舗」は、静岡県浜松市の中央卸売団地に隣接する日之出物産株式会社が運営する洋菓子・製菓直売ブランドです。この2社は資本関係も事業領域も完全に異なっています。「玉子屋のスイーツ通販」を探そうとしてオフィス弁当の注文サイトに辿り着いてしまうユーザーが後を絶たないため、情報収集の際は明確に切り分けて認識する必要があります。
また、通信販売(お取り寄せ)に関する誤解も存在します。玉子屋本舗のアウトレット商品や切れ端パックは、賞味期限の短さと型崩れのリスク、そして何より「店頭直売だからこそ実現できる低価格」を前提としているため、基本的にオンライン配送の対象外となっています。真の恩恵を享受するためには、浜松の店舗へ直接足を運ぶ必要があります。