放送当時から各種配信プラットフォームでのランキング上位を席巻した本作ですが、SNSや大手掲示板での議論は単なる「エンタメとしての消費」に留まりませんでした。視聴者の生の声から浮かび上がったのは、身近な日常に潜むモラルハラスメントのリアリティに対する生々しい共感です。
「ドラマのセリフが、かつて元夫に言われた言葉と一言一句同じで過呼吸になりそうだった」「『お前は家事だけしていればいい』という一見優しい言葉の裏にある支配の構造が可視化されていた」といった、当事者目線の投稿が多数寄せられました。一方で、「どれほど理不尽であっても、法を超えた私刑をエンタメとして楽しむことへの倫理的葛藤」を吐露する意見も散見され、視聴者自身が善悪の境界線を問い直される契機となっています。
番組公式SNSや見逃し配信のコメント欄では、回を追うごとに「大輔を懲らしめてほしい」という処刑願望から、「早く茜にこの地獄から抜け出して幸せになってほしい」という救済願望へと視聴者の感情がシフトしていった点も極めて特徴的でした。