「空気を入れたばかりなのに、2〜3日でタイヤがペコペコになってしまう」という場合、チューブの穴あきパンクを疑う前にチェックすべきパーツがあります。それが英式バルブ内部に装着されている「虫ゴム(プランジャー)」です。
虫ゴムは空気の逆流を防ぐための小さなゴム管ですが、紫外線や経年劣化によって硬化・亀裂が生じます。虫ゴムが千切れると、バルブの隙間から徐々に空気が抜けていき、あたかもスローパンク(微小な穴によるパンク)が起きているかのような症状を示します。虫ゴムの劣化による交換時期の目安は約1年です。100円ショップやホームセンターで安価に入手でき、自身でバルブキャップを外して差し替えるだけで自転車の空気がすぐ抜ける理由の大半を解消できます。近年の製品では、ゴム管を使わない長寿命な「スーパーバルブ(プランジャー一体型)」への交換も推奨されています。