コスモス栽培をスタートする際、最初の岐路となるのが発芽から育てる種まきか、園芸店で購入する苗から育てるかという選択肢です。結論から言えば、コスモスの根は移植を嫌う「直根性」という特徴を持つため、直まき・苗植えのどちらを選ぶかによって管理の注意点が異なります。
大手種苗メーカーであるタキイ種苗や株式会社サカタのタネが推奨する播種適期は、一般地で5月から7月中旬頃とされています。発芽適温は20℃前後。直まきの場合は、日当たりの良い場所に15〜20cm間隔で数粒ずつ種を蒔き、薄く土をかぶせます。一方、ポット苗を購入して苗植えする場合は、根鉢を崩さないよう慎重に植え付けるのが最大のコツです。時期を少しずらして7月後半〜8月頭に種を蒔くと、背丈が高くなりすぎず、扱いやすいコンパクトな株に仕上がるというテクニックもあります。