チームの要となるのは、直球のキレと多彩な変化球で相手打線を翻弄するエース投手と、冷静なリードでゲームをコントロールする主将の捕手バッテリーだ。地方大会の決勝戦でも、満員のスタンドに圧迫されることなく、終始笑顔を絶やさないプレイが強く印象に残った。
試合後のインタビューでエースが発した「甲子園のマウンドも、学校のグランドと同じ18.44メートル。自分たちの野球をやるだけです」という言葉は、大舞台でも揺らがない強いメンタルを象徴している。気負いすぎず、仲間と楽しむ。若者らしい伸びやかさが、土壇場での圧倒的な勝負強さを生み出しているのだ。