ディープな大衆酒場ゆえに、初めて暖簾をくぐる際は少し緊張するかもしれません。しかし、店独自の注文リズムとマナーさえ把握しておけば、誰でも快適に食事を楽しめます。
入店して席(カウンターまたは相席テーブル)に案内されると、店員さんから真っ先に「お飲み物は?豚足はいくつ?」と声をかけられます。ここでは迷わず、飲みたいお酒と「豚足1つ」と即答するのがスマートな流儀です。これだけで、席について1分も経たないうちに極上の晩酌セットが整います。
食事の際の注意点として、店内におしぼりは用意されていません。卓上にティッシュペーパーが完備されているため、手や口元を拭きながら豪快に手づかみで豚足をしゃぶり尽くすのがかどやスタイルです。
そして、食事の最後に絶対に忘れてはならないのが名物の「スープ(無料サービス)」です。豚足を何時間も炊き続けた鍋から直接注がれる白濁したスープは、豚骨とコラーゲンの旨味が極限まで濃縮された贅沢な味わい。シメのタイミングで店員さんに「スープください」と頼むと、ネギがたっぷり入ったお椀で熱々のスープが運ばれてきます。残った特製タレを少し垂らして味を調整し、胃袋に流し込む瞬間はまさに感動のフィナーレと言えます。