日本の国土数値は固定された不動のデータではない。国土交通省の外局である国土地理院が毎年発行する『全国都道府県市区町村面積調』を開くと、日本の面積が毎年わずかに変動しているという事実に突き当たる。
この変化を支えるのが先進的な統計学と計測技術だ。埋め立て工事による人工的な土地の拡張、あるいは西之島のような火山活動に伴う新しい陸地の誕生、さらには波浪による浸食など、国土は常に呼吸するように形を変えている。総務省統計局がまとめる各種統計データにおいても、こうした地形変化は厳密に反映されており、国家の基盤となる数値が常に最新状態へ更新されている。