なぜ人々は高額を支払ってまで、この植物を求めるのか。
理由の一つは美的価値だ。銀白色に輝く葉、整然と並ぶ鋸歯、扇状の優雅なフォルム。これらは他の植物では得られない視覚的満足をもたらす。
もう一つは希少性だ。誰もが持てるものではない。この排他性が所有欲を刺激する。SNS時代において、希少な植物を育てることは一種のステータスシンボルになっている。InstagramやTwitterで「#屈原の舞扇」を検索すれば、世界中の愛好家が自慢の株を公開している。
さらに、投資対象としての側面もある。適切に育てれば、株は年々価値を増す。10年後には購入価格の数倍で売却できる可能性もある。ただし、これは健全に育った場合の話だ。枯らしてしまえば、投資は水の泡となる。