ローソン国際展示場駅前店がコミケ参加者から絶大な支持を集める最大の理由は、単なる商業店舗にとどまらず「イベントの共犯者」とも呼べる熱量で空間を構築してきた点にあります。毎年夏冬のコミックマーケット期間中、店舗前には高さ2メートルを超えるドリンク大量陳列が出現し、レッドブルやモンスターエナジー、メガシャキなどが要塞のごとく積み上げられる光景は名物となりました。
当時の報道各社による店舗取材や関係者の証言によると、通常のコンビニにおける1日の飲料発注数が数百本単位であるのに対し、同店では特定のエナジードリンクだけで1開催あたり数万本規模をストック。徹夜組の取り締まりや早朝の待機列形成に合わせた即時補給体制を整え、戦場に向かう参加者たちを最前線で支え続けました。
さらにネットの反応を決定づけたのが、店舗スタッフによる「神対応」の数々です。猛暑の夏コミでは凍結ペットボトルを完璧な解凍グラデーションで提供し、極寒の冬コミではホット飲料とカイロを動線上に配置。レジ通過時間を数秒単位で短縮する高速バーコードスキャンと現金・電子マネーのレーン分けなど、現場オペレーションの極致が参加者の心を掴みました。