ドラッグストアの店頭で「アクエリアスとポカリ、風邪にはどちらが良いのか」「OS-1を買うべきか」と迷う場面は少なくありません。3つの飲料はそれぞれ目的と成分バランスが明確に設計されています。
風邪で熱があり、食欲が落ちている場面では、炭水化物(エネルギー)の含有量が多く体液濃度に近いポカリスエットが最もバランスに優れています。一方、アクエリアスはクエン酸やアミノ酸が含まれており、疲労回復や運動後のリカバリーに向いています。喉の炎症がひどい場合、アクエリアスの酸味が刺激に感じられることもあるため、発熱時の総合的な補給にはポカリスエットが選ばれるケースが一般的です。
ただし、38.5度以上の高熱で汗が止まらない場合や、嘔吐・下痢を伴う感染性胃腸炎などの重度な脱水リスクがある場合は、大塚製薬工場の経口補水液「OS-1」が適しています。OS-1はポカリスエットに比べてナトリウム濃度が約2倍高く、糖分は半分以下に抑えられており、医療用の点滴に近い即効性を重視した組成になっています。日常的な初期微熱ならポカリ、激しい脱水症状ならOS-1と状況に合わせて選ぶのが確実です。