炭水化物が体内でどのように活力へ変換されるのか。そのカギを握るのが栄養学の進歩である。お米に含まれる糖質は、体内で分解されてブドウ糖となり脳や筋肉の主要な燃料となるが、単体で摂取しただけでは効率よく燃焼しない。ここで焦点となるのが、糖質の代謝をスムーズに回すビタミン群や微量栄養素との相互作用だ。
主役を演じるのがビタミンB1である。ご飯に含まれる糖質を効率よくエネルギーに変える潤滑油として機能し、細胞レベルでのエネルギー代謝を促進する。この代謝サイクルが正常に回ることで、体内に疲労物質が溜まりにくくなり、朝から晩まで持続するエネルギッシュな身体状態が維持されるのだ。