ジンのビジュアルヒストリーを振り返る上で欠かせないのが、作品ごとに見せる多彩な髪型の変化だ。兵役前にファンへ贈られたシングル『The Astronaut』の時期には、深みのあるダークトーンのウェーブヘアが印象的だった。切なさと温かみが同居する楽曲の世界観に合わせ、適度な束感を持たせたパーマ風スタイリングが彼のノスタルジックな雰囲気を強調していた。
除隊後、待望のソロアルバム『Happy』をリリースした際には、透明感のあるアッシュ系のカラーリングや、毛先を軽く遊ばせたレイヤードスタイルに挑戦。明るく前向きなエネルギーを象徴するスタイリングで、ボーカリストとしての新たな魅力を提示した。黒髪の凛とした美しさから、鮮やかなハイトーンまで、どんな色合いやシルエットも自らのものにしてしまう表現力の幅広さは、彼の真骨頂と言える。