制作の指揮を執るのは、数々の大作アクションを世に送り出してきたワーナー・ブラザース。同社がタッグを組んだのは、アカデミー賞視覚効果賞を受賞した実績を持つ世界最高峰のVFXスタジオだ。CGだけに頼らず、実物大のメカニカルスーツや特撮ミニチュアを部分的に組み合わるハイブリッド撮影を敢行している。
映画業界の撮影現場への密着取材で見えてきたのは、ジオフ・ダロウ独特の「過密な画面構成」を3D空間で完全再現しようとする執念だ。装甲の傷、剥がれ落ちる塗料、噴出する油圧オイルの1滴に至るまで精密にレンダリングされており、巨大建造物が崩壊する際の物理シミュレーションは圧巻の一言に尽きる。