メンズヘアのトレンドを牽引し続けるトップサロン、LIPPSやOCEAN TOKYOのスタイリストたちが口をそろえて主張するのは、「下地づくりの重要性」だ。どれだけ優れたカットであっても、ドライヤーでのベースメイキングが甘ければ、再現性は半減してしまう。
スタイリングの基本は、濡れた髪を乾かす段階から始まる。根元を起こすように風を当て、全体のフォルムを整えてからスタイリング剤を揉み込むのが鉄則だ。ワックスを手に馴染ませたら、後頭部から順につけ始め、最後に前髪の毛先を整える。つけすぎはペタッとした印象の原因になるため、大豆1粒分の量を少しずつ足していく手さばきが、プロのような立体感を生み出すコツだ。