袋麺をただ指定通りに作るだけではもったいない。世界的に知られるベトナム系オーストラリア人シェフ、ルーク・グエン(Luke Nguyen)氏の料理哲学から着想を得た、プロ級のアレンジテクニックを紹介しよう。秘訣は「フレッシュハーブ」と「温度管理」にある。
プロが推奨するアレンジの手順はシンプルだ。まず、付属の粉末スープを丼に入れ、熱湯を注ぐ直前に刻んだフレッシュパクチーの茎と薄切りにした紫玉ねぎを加える。熱いスープを注ぐことで、野菜の甘みと香りが一気にスープへ溶け出す。さらに、しゃぶしゃぶ用の薄切り生牛肉を熱々のスープの上に乗せれば、余熱でしっとり火が通り、本格的なフォー・ボーが完成する。
麺の戻し方にも裏技がある。米粉麺を指定の時間より30秒ほど早めに湯切りし、冷水で軽く締めてから熱いスープにくぐらせる。このひと手間で麺の表面が引き締まり、最後まで伸びずにツルッとした喉越しと心地よいコシを維持できる。ライムをひと絞りし、スイートチリソースやヌックマムを数滴垂らせば、まさにプロの味だ。