シーズン本番を迎える頃には、人気カラーやゴールデンサイズが店頭から姿を消すのが毎年の恒例となっている。後悔のない1着を手に入れるためには、独特のサイズ設計を正しく把握しておく必要がある。
北米発祥のブランドであるため、基本設計は日本のドメスティックブランドよりもハーフサイズからワンサイズ程度ゆったりと作られている。しかし、ただ大きいだけではない。アームホールのカーブや膝周りのダーツ処理が緻密に計算されており、オーバーサイズで着用してもだらしなく見えない美しいドレープが生まれる。
リゾートでのフリーライディングやパークメインなら普段通りの日本サイズ感覚で選んで適度なルーズさを楽しむのが吉だ。一方で、厳冬期のバックカントリーで厚手のフリースやダウンミッドレイヤーを着込む場合は、身幅に余裕を持たせる設計を選ぶのがセオリーとなる。完売のアナウンスを聞いてから慌てる前に、自分のライディングスタイルと重ね着の厚みを明確にしておくことが失敗を防ぐ唯一の近道だ。