韓国語の「少ない」完全攻略!적だと작だの違いとネイティブ活用

韓国語の「少ない」完全攻略!적だと작だの違いとネイティブ活用

韓国語の「少ない」完全攻略!적だと작だの違いとネイティブ活用にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

結論から言えば、韓国語で数量や度数が「少ない」を表す形容詞は「적다(チョクタ)」だ。対して、サイズや背丈、面積が「小さい」ことを表す形容詞が「작다(チャクタ)」である。日本語では「給料が少ない」とも「給料が小さい(規模が小さい)」とも近しい感覚で捉えられることがあるが、韓国語の世界ではこの2つは厳密に棲み分けられている。

たとえば「人が少ない」と言いたいときは「사람이 적다(サラミ チョクタ)」を用いる。「사람이 작다」と言ってしまうと、「人の背丈が小さい」あるいは「人間の器が小さい」というまったく異なる意味に転じてしまう。逆に「背が低い(小さい)」を表現するなら「키가 작다(キガ チャクタ)」が正しく、「키가 적다」という表現は文法的に破綻する。

国立国語院の標準国語大辞典でも、적다は「数や分量、程度が一定の基準に達しない状態」と明確に定義されている。この「分量(ボリューム)」にフォーカスしているのか、それとも「外形的な寸法(サイズ)」にフォーカスしているのか。この視点を頭の中にセットするだけで、誤用の大半は防ぐことができる。

池田 達也
Author

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。