スマートフォンのフリック入力を自分色に染め上げる、きせかえキーボードの自作は驚くほどシンプルだ。アプリを起動し、メイン画面中央に鎮座するカメラアイコンや「+」ボタンをタップすることからすべてが始まる。
まずは静止画の作成からだ。端末のカメラロールからお気に入りの写真を選ぶ。ここで妥協してはいけない。キーの配置によって被写体の顔や見せたいモチーフが隠れてしまわないよう、プレビュー画面で位置をミリ単位で調整する。キーの透過度(透明度)スライダーを動かし、背景の視認性と文字キーの押しやすさが完璧に調和するポイントを見極めるのがプロの技だ。
さらに一歩進んだ表現を求めるなら、動画やLive Photosの活用が欠かせない。最大数秒間の短いクリップを背景に指定すれば、キーボードを呼び出すたびに推しが微笑み、ペットが元気に跳ね回る。ループ再生のスムーズなシーンを切り出すことが、バッテリー消費を抑えつつ最高のビジュアルを維持する秘訣となる。