訪日外国人旅行者の増加が続く日本において、長年の課題だった「言語の壁」と「混雑の偏り」。ここにもローカル検索の最新技術が介入している。
日本語で書かれた手書きのお品書きや日替わりメニューが、観光客のスマートフォン越しに一瞬で母国語に翻訳されるだけではない。アレルギー物質や宗教上の食事制限を自動判定し、安心して注文できるメニューを提示する。さらに、特定の有名店に観光客が集中しないよう、同等以上の体験を提供する周辺の穴場店へスムーズに誘導するトラフィック分散アルゴリズムも稼働中だ。観光客と地元住民が限られた「街のテーブル」を心地よく分け合う知恵が、ここに結実している。