パウダースノーを目当てに北海道を訪れる世界中のスキーヤーにとって、すすきのは旅のクライマックスを飾る最高の滞在地だ。ニセコやキロロ、ルスツといった国際的リゾートで滑りを堪能した旅行者たちが、夕方には高速バスやチャーター便で続々と札幌へ戻ってくる。
彼らが求めるのは、大自然のリゾート地にはない「刺激的な都市の夜」だ。24時間営業の温泉施設で疲れた体を癒やし、地酒と刺身に舌鼓を打ち、カラオケやバーで夜を明かす。欧米からの旅行客と地元の常連客がカウンターでグラスを交わす光景は、すすきのが世界に向け開かれたハブであることを象徴している。