広告の登場から約20年が経過した現在、賃上げの機運が高まりつつも、増税や社会保険料の負担増によって「額面は増えても豊かさを実感しにくい」という声は根強い。国税庁や各種公的統計をもとに算出した2026年の年代別平均年収と中央値の実態を整理した。
平均値は一部の高所得層が数値を大きく引き上げる傾向があるため、より実態に近い指標は「中央値」である点に留意したい。
- 20代前半:平均年収 約280万〜310万円(中央値:約260万円/年間手取り目安:約220万〜240万円)
- 20代後半:平均年収 約390万〜420万円(中央値:約360万円/年間手取り目安:約300万〜330万円)
- 30代前半:平均年収 約460万〜490万円(中央値:約420万円/年間手取り目安:約350万〜380万円)
- 30代後半:平均年収 約520万〜560万円(中央値:約470万円/年間手取り目安:約400万〜430万円)
- 40代:平均年収 約580万〜640万円(中央値:約520万円/年間手取り目安:約450万〜490万円)
特に顕著なのが30代における格差の拡大だ。年功序列が崩壊し、成果主義や職種別の給与体系を取り入れる企業が増加したことで、同年代であっても年収300万円台にとどまる層と年収700万円を超える層の二極化が進んでいる。「自分の年収は平均より低いのでは」と感じる背景には、こうした中央値と上位層との乖離が潜んでいる。