2026年シーズンの幕開けとともに、高知県内のトーナメントスケジュールは過密を極めている。春季大会から初夏の高校総体、そして秋の選手権へと続くロードマップにおいて、選手たちの序列は一戦ごとに塗り替えられている状況だ。当取材班が入手した最新の県内ランキング表には、下級生ペアの急浮上とベテラン勢の意地が交錯する生々しいドラマが刻まれている。
先日行われた主要予選の準決勝。息を呑むファイナルゲームの末に勝利を掴んだのは、ノーシードから勝ち上がった新鋭ペアだった。鋭角に突き刺さるカットサーブと、後衛の強烈なトップ打ち。従来の四国テニスに見られた手堅いラリー戦とは一線を画す、圧倒的なスピード感がそこにあった。高知県ソフトテニス連盟が主催する公式戦の現場では、もはや過去の実績など何の保証にもならない。最新の大会日程を追うファンや関係者にとって、今シーズンほど予測不能でスリリングな展開は記憶にないはずだ。