日本の園芸界で広く用いられている「号(ごう)」という単位は、日本古来の尺貫法である「寸(すん)」に由来しています。「1号=1寸=約3cm」と定義されており、これは鉢の上面の最も広い部分である「外径(外側の直径)」を基準にしています。
したがって、鉢サイズ直径計算は非常にシンプルです。「号数 × 3 = 鉢の外径(cm)」という計算式を覚えておけば、店頭でメジャーがなくても瞬時にサイズを把握できます。例えば、3号鉢なら「3 × 3 = 9cm」、6号鉢なら「6 × 3 = 18cm」、10号鉢なら「10 × 3 = 30cm」となります。この園芸用鉢の寸と号換算の仕組みさえ押さえておけば、1号サイズは何センチか迷うことはありません。
ただし、注意すべき点として「号数はあくまで外径を指す」という事実が挙げられます。陶器鉢やテラコッタ鉢のように厚みがある素材では、表記上のサイズよりも内径(植物を植えるスペース)が1〜2cmほど狭くなるケースが珍しくありません。植物の根鉢(根と土の塊)をそのまま収めたい場合は、縁の厚み分を差し引いた内径を確認することが大切です。