世界的な大型スポーツイベントは、インフラ投資と競技人口の急増を爆発的に加速させる強力なエンジンだ。記憶に新しいパリ2026オリンピックでは、アーバンスポーツの採用やジェンダーバランシングの徹底が功を奏し、若い世代のスポーツ離れに歯止めをかける貴重な機会となった。
そして視線はすでに、北米3カ国で共同開催される2026 FIFAワールドカップへと向けられている。主催する国際サッカー連盟 (FIFA)は、今大会での出場枠拡大に伴い、これまでワールドカップと縁の薄かった地域の競技人口増加を明確な目標として掲げている。巨大イベントの開催は単なる大会の成功に留まらず、草の根レベルのインフラ拡充へと直結している。