世界の釣具市場を牽引する株式会社シマノやグローブライド株式会社(ダイワ)などのトップメーカーも、ラインやフックの開発においてノット強度の検証に莫大な時間を費やしている。近年登場した高剛性ドラグスピニングリールや超高感度ロッドは、魚の引きをダイレクトにラインに伝えるため、ノットにかかる負荷は従来以上に高まっている。
メーカーの研究機関による試験では、カン部分へのラインの通し方(表から通すか裏から通すか)によっても、負荷がかかった際の針の立ち上がり角度と結び目の破断荷重が変化することが実証されている。ラインがフックの軸(シャンク)に対してストレートに引っ張られる構造を作ることで、すっぽ抜けを防ぐだけでなく、フッキング率そのものを飛躍的に向上させることができるのだ。