Q1:べと病にかかったきゅうりの実は食べても大丈夫ですか?
A1:問題なく食べられます。べと病菌は植物特有の病原菌であり、人体に害を及ぼす毒素を生成することはありません。ただし、光合成不足により実の肥大が進まず、苦味が強くなったり食感が硬くなったりする傾向があります。奇形果や著しく小さく曲がった実は早めに摘み取り、株の体力消耗を防ぐことを優先してください。
Q2:発病した葉をハサミで切り落とした後、同じハサミで他の作業をしても平気ですか?
A2:絶対に避けてください。ハサミの刃には無数の目に見えない胞子が付着しています。そのまま健全な枝や隣のトマト・ナスなどを剪定すると、傷口から病気を媒介する原因になります。作業後は必ず薬用エタノールで刃を拭き取るか、ライター等の火炎で数秒間あぶる熱毒処理を行ってから次の作業に移るのが鉄則です。
Q3:前年にべと病が出た土は、翌年もそのまま使えますか?連作障害になりますか?
A3:べと病菌は被害を受けた残渣(枯れ葉や根)とともに「卵胞子」と呼ばれる耐久組織を作って土中で越冬する可能性があります。プランターの場合は古い土を全量新しい培養土に入れ替えるか、夏場に黒ビニール袋へ密閉して太陽熱消毒(土中温度55℃以上を数日維持)を行ってください。畑栽培の場合は、ウリ科作物の連作を避け、最低でも1〜2年の輪作期間を設けることが推奨されます。