会場で特に強い存在感を放っていたのが、重厚な世界観を持つ作品群だ。『鬼滅の刃』の精巧な隊服や流麗な和装、あるいは『呪術廻戦』のスタイリッシュな制服や呪術エフェクトをあしらった小道具の数々が来場者の目を奪う。陰影豊かな色彩表現と深い人間ドラマが特徴的なダークファンタジー作品の衣装は、制作者の技術力と表現力を極限まで試すテーマとなっている。
一方で、『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎氏が創り出した躍動感あふれるキャラクターたちも根強い人気を誇る。時代や世代を超えて愛される冒険ロマンから最新の重厚な話題作まで、参加者が選ぶ題材の多様性は、作品が持つカルチャーとしての深みを物語っていた。