今でこそ可愛らしいアイコンとして定着しているモミモミ表現ですが、そのルーツは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)全盛期のアスキーアート(AA)に遡ります。
インターネット黎明期の掲示板において、独特の脱力感を持つキャラクター(ブーンやモナーなど)が両手を前に突き出し、「モミモミ」「( ^ω^)おっぱいモミモミ」といったテキストとともに投稿されていたネタAAがすべての始まりでした。深夜の雑談スレッドやネタスレで愛好されたこの表現は、テキスト掲示板ならではのユーモアとシュールさを象徴する文化として急速に拡散していったのです。
時代がガラケーからスマートフォンへと移り変わり、文字数制限のあるチャットやSNSが主流となる中で、巨大なアスキーアートは1行から2行で収まるコンパクトな顔文字へと再構築されました。かつてのアンダーグラウンドなネタ要素が徐々にマイルド化され、現在のような「マッサージの仕草」や「動物の愛らしい動き」へと意味合いが広がっていった経緯があります。