モデルとして頂点を極めた後、女優としての認知度を一気に国民的レベルへと引き上げたのが、1989年に放映されたサントリー「鉄骨飲料」のテレビCMです。「鉄骨娘」のフレーズとともに、個性的な衣装とコミカルかつ優美なポージングを披露したこのCMは社会現象となり、CMソングとともに彼女の親しみやすい魅力が日本中に浸透しました。
女優としての出演作にも恵まれ、1991年の映画『大誘拐 RAINBOW KIDS』や1992年の『新・極道の妻たち 惚れたら地獄』など、重厚なドラマからエンターテインメント作品まで幅広く起用されます。クールな佇まいの中に芯の強さを秘めた演技は映画関係者からも高く評価され、ブルーリボン賞をはじめとする映画賞でもその存在感を示しました。
当時の映像資料やスチール写真を振り返ると、完璧に整った顔立ちと憂いを帯びた瞳が際立っており、昭和の終わりから平成初期を代表するトップアイコンのひとりであったことは疑いようがありません。