塩蔵茎わかめを美味しく仕上げるための第一歩は、ボウルに水を張る前の「水洗い」にあります。表面にびっしりと付着した粗塩を落とさずにそのまま水へ浸けてしまうと、ボウル内の塩分濃度が上がり、いつまで経っても芯の塩が抜けません。
失敗を防ぐための標準的な下処理ステップは以下の通りです。
ステップ1:流水で揉み洗い
たっぷりの流水を当てながら、茎わかめ表面の塩を指先でしごくようにしてしっかりと洗い流します。2〜3回水を替えながら、濁りがなくなるまですすぎます。
ステップ2:たっぷりの水に浸す(目安時間は20〜30分)
大きめのボウルにたっぷりの冷水(茎わかめの3〜4倍量)を張り、茎わかめを沈めます。太さによって抜け具合が変わるため、15分を過ぎたあたりで端を少し切り取って味見をしてください。ほんのりと塩気が残る程度(塩分濃度1%前後)で引き上げるのがベストです。この段階で完全に無塩にしてしまうと、調味料を含ませたときに水っぽさが際立ってしまいます。
ステップ3:しっかり水気を切る
ザルにあげて水気を切り、さらにキッチンペーパーで表面の水分をギュッと拭き取ります。このひと手間で、炒め物や和え物にした際の味馴染みが格段に向上します。