塩分の過剰摂取にさえ気をつければ、数の子は本来、極めて優秀な健康効果を秘めたスーパーフードです。適量を守る限り、ダイエットや生活習慣病予防において強力な味方となります。
まず注目すべきは、その優れたマクロ栄養素バランスです。数の子100gあたりの熱量は約89kcal、糖質はわずか0.1〜0.6g程度しか含まれていません。高タンパクでありながら驚くほどの低カロリー・低糖質設計となっており、糖質制限ダイエットを行っている方にとっても理想的な食材です。
さらに見逃せないのが、青魚の脂として有名なオメガ3系多価不飽和脂肪酸、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれている点です。
これらの必須脂肪酸には、血液をサラサラにして血栓を防ぐ作用や、血中の中性脂肪を低下させ、善玉(HDL)コレステロールを維持しながら動脈硬化を予防する働きがあります。加えて、強い抗酸化作用を持つ微量栄養素やビタミンEも含んでおり、血管年齢の維持や細胞の酸化ストレス軽減に寄与します。