かつては「カジュアルすぎる」「オフィスには不適切」と見なされることもあったまとめ髪だが、日本の企業文化の変容に伴い、その評価は一変した。大手金融やIT企業を中心に進む身だしなみガイドラインの緩和が、日常的な着用を大きく後押ししている。
「以前は硬いスプレーでまとめたシニヨンが無難とされていましたが、現在は清潔感さえあれば適度な崩し髪も完全に受け入れられています」と話すのは、丸の内の外資系コンサルティングファームに勤務する30代女性。「首元がすっきりするためPC作業時の邪魔にならず、オンライン会議でも顔まわりが明るく見える。実用性とファッション性の両立として重宝しています」